日本を裏で操る「東京三田倶楽部」の会員になる2つの条件

僕の嫁さんは慶応大学卒です。

彼女を見ててすごく感じるのは

 

「慶応大卒の異常な結束感」です。

 

僕もいちおう立教大学っていう立派な大学をでているのですが

彼女の「慶応感」というか

一種の選民意識というようなものはある意味不気味にすら感じます

 

慶応卒はみなそうなのか?

それとも彼女だけの問題なのか?

 

気になって調べてみました。

 

 

慶應義塾と一万円札

 

慶応義塾

日本の私立大学の最高峰。

一万円札に描かれている「福澤諭吉」が創設した大学です。

 

そもそも福澤諭吉って日本の最高額紙幣になるほどの偉業を成し遂げた人なんでしょうか?

 

僕の中では

 

「慶応大学を作った人」

学問のすすめを書いた人」

 

くらいの認識しかないです。

 

早稲田を作った大隈重信は?

聖徳太子福澤諭吉が同等クラス??

 

ここに「慶應義塾」という組織と

その卒業生たちが関わる何かを感じずにはいられないのは私だけでしょうか?

 

 

 

「三田倶楽部」ってなに?

 

「三田倶楽部」は正式名称「東京三田倶楽部」で

東京・日比谷の帝国ホテルの地下1階にある会員制のサロンです。

 

会員制なので当然会員にならないと基本的には利用できません。

ではどうやったら会員になれるのでしょう?

そもそも「三田倶楽部」ってなに?

 

慶応大学と三田倶楽部の関係、そこにまつわるいろいろなエピソードを紹介していきます。

 

慶応OBしか入れない

 

「東京三田倶楽部」は「三田会」という組織のひとつです。

「三田会」は慶應義塾大学を卒業した人たちの同窓会の名称です。

つまり「東京三田倶楽部」は慶応の同窓会のひとつの組織ということです。

 

「三田倶楽部」で検索をかけると「東京三田倶楽部」のHPがトップに表示されます。

なんだ、全然秘密結社じゃないじゃん、と思ってしまいます。

 

東京三田倶楽部

http://www.tmc.gr.jp/index.html

 

利用方法や入会案内などが記載されていますし、

なんとビジター利用もできる、とのことで、全然秘密じゃないっぽいです。

 

しかし

ビジターで利用するためには「会員同伴」が必須条件。

では会員になるにはどうしたらいいのでしょう?

 

会員になる条件を紹介していきます。

 

 


 

まず「応募資格」。

 

慶應義塾規約第27条に定める「塾員」等で、当倶楽部の趣旨に賛同される方。

 

塾員??第27条??

 

第27条がいったいなんなのか

慶応卒ではないぼくにはわかりようもないですが、

塾員というのはいわゆる卒業生のこと。

 

つまり慶応出てないととにかく無理ってことです。

 

 

 

そして次の「応募方法」。

□当倶楽部の正会員2名の推薦を得て、所定の申込書に必要事項を記入の上、当倶楽部事務局宛にお申込みください。

 

つまり自分は慶応卒で

しかも、

 

「すでに東京三田倶楽部会員」×2名

 

をどっかで調達しないと入会できない、ということです。

 

 

このあたりからぷんぷん秘密のにおいが漂いだしてきましたね。

 

会員制なので当然お金も必要です。

入会金10万円。年会費6万円。

 

高いのか安いのかはその人の財政状況によるでしょう。

 

 

 

 

 

「先生」はたったひとり

まずは軽く「慶應義塾」を紐解いてみましょう。

 

まず名前が変わってますね。

「塾」なんですから。

 

立教はふつうに大学。

早稲田も大学。

 

慶應はなぜか「義塾」。

なんですか、これは?

 

で、附属の小学校は「慶應幼稚舎」。

 

幼稚園じゃないんです、小学校です。

 

あと在学生は全員「熟成」。

ちがった「塾生」

卒業生は「塾員」です。

この塾生、塾員、そして教員などを含めた関係者全てを「社中」呼ぶそうです。亀山か。

 

そして「先生」と呼んでいいのは創立者である福澤諭吉ただひとり

 

で同窓会は「三田会」

 

これは2017年現在、総数800以上あるそうです。

日本だけでなく世界各地にも存在し、

また大企業の中にはその企業組織の中の「三田会」というのもあります。

 

なんかこわい、と思うのはトップ集団に入れなかったゆえのひがみでしょうか。

 

ちなみに立教の同窓会は「立教校友会」。ふつうです。つまんないです。

 

 


 

このあたりの

組織内でしか通用しない言葉

いわゆる「符丁(ふちょう)」のようなものを多用しているところが

僕に秘密結社めいたにおいを感じさせる一つの要因になっていると思います。

 

 

K組、E組、I組、O組

慶應幼稚舎は4クラスあります。

K組、E組、I組、O組。

つまり K E I O = けいおー 組です。

もともとはK組とO組の2クラスしかありませんでしたが、

慶應幼稚舎に入ると慶応大学までエスカレート、つまり無試験でいけるので

幼稚舎志願者が増えたため増設したようです。

 

各クラスにはそれぞれ特色があります。

 

まず増設されたE組I組

 

これはいわゆる金持ちの御子息たちで

芸能人やスポーツ選手などの

いわゆるセレブのこどもたちが入るクラス。

 

O組は主に慶應大学医学部を目指す、

つまり医者の御子息たちのクラス。

 

このクラスはすごいスパルタで勉強させられるようです。

慶應医学部はエスカレーターとはいえ医学部の中でも最難関レベルなので

そのぶん勉強もしっかりしないといけない、ということですね。

 

そして残るK組

 

ここがホンモノの慶應ボーイ

日本の政財界トップの御子息たちのクラスです。

 

K組では何を課せられるかというと

 

とにかくみんなで仲良くすること。

 

たったこれだけです。

 

慶應幼稚舎はなんと小学生の6年間クラス替え一切なしです。

つまりK組のこどもたちは6年間ただ仲良く関係をつくることが課題なのです。

 

だって彼らは将来政治家になったり

大企業の社長になったり

必ずトップのポジションが約束されているこどもばかりですから

彼らが大人になって社会に出たとき

小学校からの幼馴染で仲が良かったら

日本の政財界はうまく回っていく。

 

だから勉強は二の次、とにかく仲良くなってください、ということが求められるのです。

 

そしてやがて社会に出た彼らは

その後も良好な関係を持ち続けていく。

 

いったいどこで?どうやって?

 

もうおわかりですね、それが

 

「東京三田倶楽部」です

 

「東京三田倶楽部」が日本の政財界を裏で操っている

つまり

 

東京三田倶楽部は

慶應幼稚舎から慶応大学を卒業した

日本の政財界を動かす力を持っている人間たちが

結束を深めるための組織

 

ということになります。ならない?

 

ではここでエピソードをひとつ紹介します。

 

福澤諭吉はなぜ続投したのか

ここでまた一万円の話に戻ります。

 

日本の最高額紙幣である一万円札の肖像画

慶應義塾創設者の福澤諭吉翁です。

 

彼が一万円札に採用される前は

ご存知聖徳太子が一万円担当でした。

 

聖徳太子については

僕たち団塊ジュニア世代と現在では評価というか存在そのものが異なっているわけですが、

少なくとも僕が知っている聖徳太子は偉い人です。

 

最高額紙幣担当の価値ありです。

 

まあもちろんそれも刷り込みですが。

 

 

ただ福澤諭吉に関しては異議ありです。

 

まず聖徳太子担当のころの部下をおさらいします。

 

□一万円=聖徳太子

□五千円=聖徳太子

□千円 =伊藤博文

□五百円=岩倉具視

□百円 =板垣退助

 

五百円、百円に関しては知らない人も多いかもしれませんが、

少なくとも僕が子供のころは岩倉具視は現役でした。

どちらも現在でも普通に使えます。自販機とかは無理ですが。

 

そしてなんと聖徳太子は2種類担当してました。そういえば。

プレイングマネージャーみたいなもんでしょうか。

やっぱり偉い人は違いますね。

 

では聖徳太子以外の人物をざっと見てみましょう。

 

伊藤博文=初代内閣総理大臣

岩倉具視=幕末に活躍した公家

板垣退助=ひげがすごい人(自由民権運動家)

 

こうしてみてみると

聖徳太子以外はみんな幕末の人です。

 

やはり日本が現在のようになるきっかけとなった

明治維新は大事な出来事ですからね。

 

そして福澤諭吉も同時代の人物です。

 

でも幕末の重要人物と言えば

今あなたの脳裏によぎった人がいるはずです。

 

そう、幕末の英雄

坂本龍馬

 

福澤諭吉より坂本龍馬の方が万札にふさわしいと思うのは僕だけではないはずです。

 

 

しかも、

福澤諭吉が担当になった当時、

五千円札と千円札も担当替えがありました。

 

一万円=福澤諭吉

□五千円=新渡戸稲造

□千円 =夏目漱石

 

当時は

新渡戸稲造って誰?」

というのは話題になりましたが

「なぜ福澤諭吉?」

というのはほとんど話題にのぼることはなかったように記憶しています。

 

 

そしてその後、再度の変更があります。

一万円=福澤諭吉

□五千円=樋口一葉

□千円 =野口英世

 

あなたはなにか違和感を感じませんか?

 

 

そう

 

福澤諭吉だけがなぞの続投を果たしているのです。

 

ここに「東京三田倶楽部」の存在を感じることができるのです。

 



 

 

お札の柄は誰が決める?

 

では紙幣の柄は誰が決めるのでしょうか?

 

国立印刷局によれば、

「お札の肖像の選び方には特に決まりはありませんが、

通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行製造元の国立印刷局三者で協議し、

最終的には日本銀行法によって財務大臣が決めることになっています。」

となっていますので、

最終決定権を持っているのは財務大臣でしょう。

 

では諭吉続投当時の決定権者は誰でしょう?

 

塩川正十郎です。

 

そうこのおじいさん、愛称「塩じい」は

なんと「慶応大学卒」なのです。

 

 

そして時の内閣総理大臣

 

小泉純一郎です。

 

そう同じくこのひとも

なんと「慶応大学卒」なのです。

 

日本の経済は慶応が仕切っている

現在、日本の最高額紙幣である一万円札。

経済の象徴とも言えます。

 

北斗の拳の第1話で

雑魚キャラが略奪を行い

ジュラルミンケースに入っている紙幣をばらまくシーンがあります

 

「今じゃケツをふく紙にもなりゃしねえってのによお!」

 

世はバイオレンスの時代に突入。

金=経済力はなんの役にも立たない、

という事象の象徴として

紙幣のばらまきという描写にしているのです。

 

今じゃ「ゆきち」と言えば

慶應義塾創設者ではなく

日本人なら誰もがお金を連想するでしょう。

 

つまり

諭吉=金=経済

ということです。

 

日本の経済はわれわれ慶應義塾の手の中

 

それを国民に刷り込むために

東京三田倶楽部は

その人脈を使い経済の象徴に先生を続投させたのではないでしょうか。

 

 

木になった人は自分で調べてみてください。

 

 おしまい