なぜ【Apple Watch】は【iWatch】にならなかったのか?クックが目論む「禁断の果実」

スティーブ・ジョブズが2011年に癌で亡くなった後、彼がアップル社を託した人物を知っていますか?

ティム・クックという、現在のアップル社でCEOを務める人物です。

ジョブズのことは知っていても、クックのことはよく知らない、という人も多いはずです。

ではクックは何をした人なのか?

 

シンプルを好んだジョブズと違って、クックは人々の様々なニーズを読み取り、【iPhone6よりちょっと大きめの【iPhone6 Plus】という商品を作ったり、ジョブズがあまり好まなかったゴールドカラーのラインナップを発売したりと、幅広い層の需要を掘り起こすことに成功したのです。

実際ジョブズの時よりクック就任後のほうがアップル社の業績は上がっています。

また、最近では、ギリシャ神話に登場する神「タイタン」のコードネームによる自動運転技術の開発にも乗り出しています。

そんなクックが一から生み出した最初の製品と言われているのが「Apple Watch」です。

時間がわかる、メールやラインがとどいたことがわかる、などもちろん操作性のこともありますが、クックがアップルウォッチをを使って協力に推し進めているある機能があります。

それがヘルスケアと呼ばれる健康管理機能です。

最近クックはこのアップルウォッチを使っておよそ13キロのダイエットに成功したと発表してその成果を強調しているように、今日何歩歩いたのかわかる歩数計機能、今日全然運動できてませんよ、と注意を促してくれるパーソナルトレーナーのような機能があるのです。

ただこのアップルウォッチ、それだけにとどまらず、ものすごい可能性を秘めた製品なのです。

というのもアップル社はこのアップルウォッチに関してこういった特許技術を持っているのです。

・血糖値の測定
・血圧の測定
・体温の測定
・発汗量の測定
・血中酸素濃度の測定
・静脈パターンの測定
・生命危機時の緊急連絡

これらが実用化されればアップルウォッチが血圧や血糖値、血中酸素濃度まで測定してくれ、異常があれば救急車まで呼んでくれるようになるのです。

それだけではありません。

現在すでに、癌や心臓疾患といった私たちにとって重大な病気の早期発見まで技術的に可能になっているのです。

研究が進めば今後さらに多くの病気の早期発見ができる可能性が高いです。

つまり近い将来、アップルウォッチをつけているだけでわざわざ人間ドックに行かなくても持ち主の健康に異常があれば瞬時に教えてくれる存在になると言われているのです。

もはやアップルウォッチは人間の寿命をも左右する領域にまで達しようとしているのです。

こうしたことからティム・クックはあるとんでもないことを実現しようとしているのでは、という噂が立っているのです。

それは人類の不老不死。

「突拍子もないことを」という人もいると思います。

実はティム・クック、癌が進行していた生前のジョブズに自らの肝臓移植を申し出たのですが、

「君が体を傷つけることはない」

ジョブズに断固拒否されたという過去があるのです。

つまり「ジョブズを救うことができなかった」という後悔の念がクックの不老不死構想の根底にあるのではないでしょうか。

もちろんクックは本気です。

それはこの「アップルウォッチ」というネーミングに込められているのです。

これまでジョブズが生み出してきたヒット商品にはある共通点があります。

iMac iPod iPhone iPad

すべて頭に「i」がついています。

当然アップルウォッチも「iWatch」になると誰もが思っていました。

ではなぜiWatchではなくアップルウォッチだったのか?

その理由はギリシャ神話に登場する「ゴールデンアップル」です。

これを食べれば不老不死が得られると言われている果実です。

そう、クックは人類に不老不死をもたらすゴールデンアップルを本気で作ろうとしているのです。

だからこそジョブズが愛したiの冠を外してまで名前にアップルを入れたのです。

先ほど紹介したゴールドカラーのアップル製品を次々と発売しているのも

「ゴールデンアップルを作ってみせる」

という決意の表れではないでしょうか?

ティーブ・ジョブズというアップルにとっての神を失ったクックは、今まさに人類の不老不死という新たな神話を作るのかもしれません

 

気になったなら、あなたも調べてみてください。